チアズマジック（2000年生、母シャトールージュ）

チアズマジック（2000年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋手品」。毛色は鹿毛。種牡馬のオフサイドトラップ（当時9歳）と交配したシャトールージュが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道野付郡別海町、生産者はハーモニーストックファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦2勝2着2回。2002年のライデンリーダー記念(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野付ライディングファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、野付ライディングファームから「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、マギーファームによって325.5万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

9月5日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリダジロウに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーマリナから5馬身差の2着となった。

10月31日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンミッシェルに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2003年）

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の園田ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月25日、中0週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦2勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（7戦2勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた15戦目は、3歳500万下のインディアトロフィー（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦2勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

7月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は安藤光彰騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月17日、中4週で迎えた21戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつわぶき特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた23戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月4日、連闘で迎えた25戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマグマサインから半馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（14戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた28戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。