サンオーロラ（2013年生、母トーホウグレース）

サンオーロラ（2013年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「太陽＋アメリカの都市名」。毛色は栗毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時17歳）と交配したトーホウグレースが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2018年の一般B2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹島幸治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

5月14日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

12月25日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、カワハギの肝和え特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンボリメルケルに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2017年）

1月9日、中1週で迎えた3戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイペアーナに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月25日、中1週で迎えた4戦目は、ポンカンジャム特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイアイトレジャーに約11馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月7日、中1週で迎えた5戦目は、クロッカス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、リリークライマーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月5日、中3週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、頑張れ高知けいば特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビービールチルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月26日、中2週で迎えた7戦目は、清風特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロクハラタンダイに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1-8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のリトルに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、入野海岸特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（6戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（7戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、トリプルクラウンに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月29日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C1-5（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（8戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、頑張れ高知競馬!特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、祝勝生勇利誕生日特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ビービーボヌールに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（10戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナムラミルクをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

12月28日、中2週で迎えた15戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、香川県オリーブ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5歳（2018年）

1月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったコウユーアンドレに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（12戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般B4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のランドスターに3馬身の差をつけて優勝

3月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、メイショウソレイユに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月14日、中3週で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた22戦目は、楽天競馬特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハリウッドクイーンに1馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

6月2日、中3週で迎えた23戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、鷲尾山特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた24戦目は、新荘川特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルレハイムに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、吉野川特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。