ハリウッドクイーン（2013年生、母エイムアットビップ）

ハリウッドクイーン（2013年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ハリウッドの女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時18歳）と交配したエイムアットビップが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方26戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の一般B3。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

8月7日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、5着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

11月6日、中8週で迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイトレンジャーズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のホワイトフローラをクビ差振り切って順当に勝利した。

4歳（2017年）

1月7日、中6週で迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

2月26日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

5月6日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三条特別（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月8日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、洋美祝結婚記念日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

12月2日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグリニカに2馬身半の差をつけて優勝

12月19日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマコトルーメンを3/4馬身振り切って4勝目をつかんだ。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、木下智史の心強さ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2018年）

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、今年もナイター特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた18戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウタイホウに4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアートオブタイムに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月11日、連闘で迎えた20戦目は、バレンタイン特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のノーモアベットに2馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

2月21日、中0週で迎えた21戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（7戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のグランシャリオを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

3月6日、中1週で迎えた22戦目は、白浜海岸特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウソレイユに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、連闘で迎えた23戦目は、羽根岬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（9戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミッキースプリングに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月20日、連闘で迎えた24戦目は、はりまや盃（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡村卓弥騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月22日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村卓弥騎手（12戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルボールドに2馬身半の差をつけて制した。

5月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた27戦目は、楽天競馬特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡村卓弥騎手（13戦7勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったサンオーロラに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた28戦目は、一般Aイ Bイ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般B3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（14戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のトウカイバレットを3/4馬身振り切って制した。

6月16日、中1週で迎えた30戦目は、新荘川特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（15戦8勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（16戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた32戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。