カネショウマリア（1998年生、母カネシヨウダナー）

カネショウマリア（1998年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時8歳）と交配したカネシヨウダナーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別賢一。戦績は、地方7戦2勝2着2回。2001年のユングフラウ賞(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

照沼一二厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2000年）

9月17日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカミスペラーレをハナ差制して初白星を挙げた。

12月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、鈴木淳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の柊特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワーオブムーブから1馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の初日の出賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の若駒特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノチャンプから1馬身半差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の春菜特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のインターピカンテに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

2月21日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入った。

4月11日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。