タキノチャンプ（1998年生、母フミノテイアラ）
Takino Champ
1998.04.27
タキノチャンプ（1998年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時17歳）と交配したフミノテイアラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉 光博。戦績は、地方28戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の神無月特別(一般B1二 B2一 ハンデ)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、小倉光博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
松田路博厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2000年）
7月20日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月16日、中3週で迎えた2戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイシンフェオラに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカメリアイエローから5馬身差の2着に敗北した。
12月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンアリダーに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
3歳（2001年）
1月1日、中2週で迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初日の出賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若駒特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウマリアに1馬身半の差をつけて優勝
12月30日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4歳（2002年）
1月28日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、一般C1八（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースジャックから3馬身差の2着となった。
2月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月13日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーチケットからクビ差の2着に甘んじた。
3月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。
5月2日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月9日、中9週で迎えた13戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンセバスチャンに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
7月25日、中1週で迎えた14戦目は、渚特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサファリワンダフルを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。
8月15日、中2週で迎えた15戦目は、盆踊り特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサファリワンダフルを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月8日、中2週で迎えた16戦目は、白露特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングウイザードに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
10月7日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の神無月特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビックトップランに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
10月22日、中1週で迎えた18戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
5歳（2003年）
6月13日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水無月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
7月6日、中2週で迎えた20戦目は、ふみづき賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（12戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。
6歳（2004年）
7月2日、約12か月の休養明けで迎えた21戦目は、潮風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（13戦6勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた22戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、夏雲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。
9月6日、中6週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の秋風特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（14戦6勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
10月4日、中3週で迎えた24戦目は、由比ヶ浜特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（15戦6勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた25戦目は、疾風特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（16戦6勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。
11月26日、中4週で迎えた26戦目は、晩秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（17戦6勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
12月16日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（18戦6勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。
12月21日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、風花特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（19戦6勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。