フレーシア（2019年生、母フクシア）

Fresia

2019.02.11

フレーシア（2019年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時21歳）と交配したフクシアが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は上山牧場。2022年の稲苗月特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山口竜一厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

7月28日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フォラステロに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヤマノコナーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1100m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラッキーミーティアを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフークレアリゼに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月6日、中2週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ10（門別ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3歳（2022年）

5月11日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳オープンの稲苗月特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のディーズエンバシラを3/4馬身振り切って久々の実戦を制した。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、タリスマニック賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

6月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

8月3日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のプレセペ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた12戦目は、日高町水道協会特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のカツベンケイを半馬身振り切って3勝目を収める

10月19日、中3週で迎えた13戦目は、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、みんなおいでよ上砂川町特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4歳（2023年）

5月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた15戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ヱビスビール特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、冠レースでお得なSPAT4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた18戦目は、門別でお得なSPAT4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は福原杏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、キキョウ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた20戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のアサンテギアに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、レコードな町新冠特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リッキオに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中3週で迎えた22戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、クリエイター2賞（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月19日、中1週で迎えた23戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、サロマ大収穫祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた24戦目は、とままえ産ななつぼし特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月18日、中1週で迎えた25戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

デビュー前

山口竜一厩舎（北海道）へ入厩。

11月3日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、来年のJBCは佐賀と門別で特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2024年）

4月17日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、すぱっと!POG!開幕記念特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。