カツベンケイ（2019年生、母シックスポケット）

Katsu Benkei

2019.04.13

カツベンケイ（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したシックスポケットが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場。2022年のしんひだかオープンで2着に入った他、2022年のひだかオープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

6月30日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のスピーディキックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのGIVEACHEER!特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの名物・とねっこジンギスカン特別（門別ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3歳（2022年）

4月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳オープンのひだかオープン（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

4月28日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。8頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ザクロ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミラティオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月3日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのしんひだかオープン（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったモリデンブラックにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中2週で迎えた10戦目は、日高町水道協会特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したフレーシアを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた11戦目は、キンモクセイ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のリュウノエドワードに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

11月2日、中3週で迎えた12戦目は、みんなおいでよ上砂川町特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のフリーホースパークに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2023年）

3月14日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ダニマルカップ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピアレスに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4月12日、中3週で迎えた14戦目は、京葉スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレムリアンシードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月2日、中2週で迎えた15戦目は、フロックススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったルーリングにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月20日、中6週で迎えた16戦目は、マラカイトスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のバシュラマックに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月22日、中4週で迎えた17戦目は、虹色スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中8週で迎えた18戦目は、モミジアオイスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラッキーストーリーを半馬身振り切って8勝目を手中に収めた。

10月27日、中4週で迎えた19戦目は、ランタナスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のバシュラマックに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月28日、中4週で迎えた20戦目は、ホトトギススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた21戦目は、カトレアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（8戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。