ミハラエンペラー（2000年生、母ナルミシギ）

ミハラエンペラー（2000年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のコスモノーブル（当時16歳）と交配したナルミシギが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）池本牧場。戦績は、地方38戦14勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年のサンライズ淡路特別(アラ系3歳以上)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、池本牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって210万円で落札された。

謝良文厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

10月14日、デビュー戦は大山寿文騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノユーノスを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

3歳（2003年）

1月4日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大山寿文騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイズミサンターに6馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月8日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンキャスパーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッコーブレイバリに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッコーブレイバリに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の兵庫アラブ優駿（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（5戦4勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマーキュリダンサーに6馬身の差をつけて6勝目を収める

7月23日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本和也騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモガミスキーに3馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂本和也騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノボルブラットに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月28日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C2-2（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂本和也騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるワシュウビジンを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C2-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂本和也騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコーカレッジを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

9月18日、連闘で迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C2-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサワノティアラを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利をモノにする

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカズミプリンスを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月15日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカズミプリンスにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカズミプリンスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンワテンリュウに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月30日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦の全日本アラブグランプリ（福山ダート2250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた23戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシナプスを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を12に伸ばす

12月29日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のビミョウを3/4馬身振り切って勝利数を13に伸ばす

4歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたワールドラッド決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月19日、中1週で迎えた27戦目は、サンライズ淡路特別（園田ダート1870m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小牧太騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミールテイオーに3馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上（姫路ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコーディオスを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上A1-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（11戦7勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月7日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（12戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（13戦7勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた32戦目は、ゴールドエッグ賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大山寿文騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた34戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、南淡水仙特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月15日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた36戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月24日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた37戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、カシの木特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B1-1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。