バハティーマック（1996年生、母テンザンノノ）

バハティーマック（1996年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時16歳）と交配したテンザンノノが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川牧場。戦績は、地方45戦6勝2着10回。1999年の黒潮菊花賞(地方重賞)で2着に入った他、1999年の黒潮皐月賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、前川牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、高知県馬主協会によって262.5万円で落札された。

細川忠義厩舎（高知）へ入厩。

2歳（1998年）

8月12日、デビュー戦は山北隆士騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は517kg。4頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月20日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロシオケーティンから3馬身差の2着となった。

10月11日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた3戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサマージブリに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山北隆士騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンエイフラワーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山北隆士騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロシオケーティンから4馬身差の2着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山北隆士騎手（5戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山北隆士騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジャストタッチに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山北隆士騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1999年）

1月9日、中0週で迎えた9戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山北隆士騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルチドラゴンから3馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山北隆士騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルチドラゴンから5馬身差の2着となった。

3月5日、中4週で迎えた11戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山北隆士騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた12戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャランジョーに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

4月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャロップスキーから4馬身差の2着となった。

6月20日、中6週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトロナラッキーに4馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

9月13日、中2週で迎えた19戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォーターダグから5馬身差の2着となった。

10月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネトシモンジュから2馬身半差の2着に敗北した。

10月31日、中3週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャストタッチから1馬身半差の2着に敗北した。

11月22日、中2週で迎えた22戦目は、楓特別（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンジョンデーから5馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、カトレア特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

1月20日、中3週で迎えた24戦目は、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた25戦目は、アメジスト特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（17戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般A4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月20日、中6週で迎えた27戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（19戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた28戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山北隆士騎手（20戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンフルトンからクビ差の2着となった。

9月15日、中7週で迎えた29戦目は、一般B2（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山北隆士騎手（21戦3勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた30戦目は、黒潮盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山北隆士騎手（22戦3勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（23戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2001年）

1月27日、中8週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた33戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（24戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月18日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた34戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般B4（高知ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた36戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた38戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた39戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で緒方洋介騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた43戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で緒方洋介騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のエブロスフィットに半馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた44戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた45戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。