トウカイビーナス（2000年生、母トウカイセシール）

トウカイビーナス（2000年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美の神」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時12歳）と交配したトウカイセシールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C4。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた4戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5 32（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、一般C5 22（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた6戦目は、一般C5 22（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5 23（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシロードフライトをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

2月12日、中3週で迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた12戦目は、一般C5 19（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイブライトから1馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5 17（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5 13（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5 12（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムソンゴーゴーから1馬身半差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチーフジャスティスをクビ差制して2勝目を獲得した。

8月15日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、一般C5 12（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5-9（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルナデシコからクビ差の2着に甘んじた。

9月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5-10（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4 C5-15（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオウゴンスターから3馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4 C5-11（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（9戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイフラッシュから半馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月15日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3イ C4イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（11戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカンファーピークに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロスペイシーに半馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

12月11日、中1週で迎えた26戦目は、さざんか特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた27戦目は、ファン感謝特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（14戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2005年）

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた31戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月22日、中3週で迎えた32戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた34戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。