ウインマクレガー（2008年生、母ヒカルマイゴール）

Win MacGregor

2008.03.05

ウインマクレガー（2008年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スコットランドの英雄ロブ・ロイの本名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時8歳）と交配したヒカルマイゴールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2三。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月17日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

3歳（2011年）

7月2日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるように疾駆したが、ドリームボンバーに半馬身交わされて2着となった。

7月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったアドマイヤジャコモに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月23日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウレーザーに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソーイビーンに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の足立山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

10月6日、中6週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた14戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。