グランデティアモ（2008年生、母ハニーウィラブユー）

グランデティアモ（2008年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（馬主名より）＋愛している（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のオンファイア（当時5歳）と交配したハニーウィラブユーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦5勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C3(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、広松金次によって252万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月10日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

3歳（2011年）

1月23日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6月23日、中5週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアキノローレルを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた10戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスバンカーに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の福山3歳牝馬特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のディーズミーティアに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月19日、中8週で迎えた14戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、「心」メモリアル（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンウインに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフェドゥネージュをクビ差制して5勝目を奪取した。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた20戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月15日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。