エイシンガネーシャ（2017年生、母チューブラーベルズ）

エイシンガネーシャ（2017年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ヒンドゥー教の富の神様」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時17歳）と交配したチューブラーベルズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。2022年の新春賞(ハンデ地方重賞)で2着に入った他、2020年の園田オータムトロフィー(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったフラーレンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

11月10日、中2週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェットマックスを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2020年）

2月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの沈丁花賞（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月25日、中5週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラスのあやめ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6月20日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイスミディにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月13日、中2週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクリスタル賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るポリバレントを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2021年）

2月3日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、姫路カシの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファイナルコールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

2月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上A2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた14戦目は、山口シネマ賞（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のモズファヴォリートを半馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

4月29日、中6週で迎えた15戦目は、DASH岸和田オープン（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

6月17日、中6週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、神姫バス杯（園田ダート1870m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったイチノフリオーソに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中2週で迎えた17戦目は、報知澪標特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた18戦目は、葉月特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上A2（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルベアガロンを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて5勝目をマークした。

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A1（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（8戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったコスモバレットに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

5歳（2022年）

1月3日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンニシパを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上A1 A2（姫路ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（9戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチノフリオーソに3馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

2月22日、中4週で迎えた23戦目は、和歌山ポークTONTON特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモバレットを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中6週で迎えた24戦目は、4歳以上A1 A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（11戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、さつき特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルユキツバキを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月25日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた28戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた29戦目は、淡路市コウノトリ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた30戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月21日、中5週で迎えた31戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、カサブランカ特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6歳（2023年）

1月19日、中3週で迎えた32戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、船橋の名伯楽記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ジンチョウゲ特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったキタノインディに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬4月の特産品エントリーは本日まで!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた35戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の利家盃（金沢ダート2000m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた36戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、カンナオープン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた37戦目は、ハイビスカスオープン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月8日、約4か月半の休み明けで迎えた38戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、冬萌特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャットリングを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりの一戦を制した。

12月31日、中2週で迎えた39戦目は、オッズパーク2023ファイナル（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7歳（2024年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、真冬日特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したスペシャルトークを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

2月22日、中3週で迎えた41戦目は、薄氷特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた42戦目は、夢見月特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた43戦目は、愛知・岐阜・三重の酪農応援賞（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい3着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた44戦目は、桜並木特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。