コウギョウシーザー（1998年生、母サクラノーザリー）

コウギョウシーザー（1998年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネーハイシーザー（当時8歳）と交配したサクラノーザリーが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、地方34戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のおおぐま座特別(一般C1四五)。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月11日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチトセチャンピオンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月5日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

3歳（2001年）

4月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から34kg戻して迎えた6戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドタワーからハナ差の2着に甘んじた。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中0週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドカイウンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウスキーから6馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクアリヴァーからクビ差の2着に甘んじた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のグラジオラス特別（盛岡芝1700m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で村松学騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーツーユウに1馬身1/4の差をつけて3勝目を収める

8月14日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村松学騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた15戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムーンライトカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダータイクーンに3/4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のミルキーウェイカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の楓賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（14戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた22戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 小雪/重）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中0週で迎えた23戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（16戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた24戦目は、4歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村松学騎手（17戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月11日、中4週で迎えた25戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月21日、中0週で迎えた26戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた28戦目は、荻窪特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた29戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハバナフォンテンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月29日、中4週で迎えた30戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた31戦目は、夏木立賞（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5歳（2003年）

3月7日、約8か月半の休み明けで迎えた32戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。