シンコウデライト（1992年生、母Charming Life）

Shinko Delight

1992.02.07

シンコウデライト（1992年2月7日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のIn The Wings（当時6歳）と交配したCharming Lifeが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年のみすみ特別(C1)。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

10月15日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、6着に入り込んだ。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4歳（1996年）

5月3日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月29日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドルフィンシルバーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月7日、連闘で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシーリジョイスに1馬身の差をつけて優勝

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノオールセブンから5馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスノープリンセスに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリバティーターフに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノンスリップデフに半馬身の差をつけて5勝目をマークした。

9月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルサンダーに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、フェニックス賞（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイダイジンに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノワイルドに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月2日、中2週で迎えた15戦目は、みすみ特別（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンレモンに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。