キタノステート（2019年生、母ミスコマチ）
Kitano State
2019.04.28
キタノステート（2019年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+州、本馬の近親馬名の一部」。毛色は青毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時18歳）と交配したミスコマチが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。主な勝ち鞍は2022年の名古屋モーニングフィーバー42。
経歴
デビュー前
1歳のとき、プログレスファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって165万円で落札された。
石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2022年）
1月10日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。
1月29日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。
3月2日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞 J選（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
4月2日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
4月24日、中2週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。
7月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。
2022年7月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
9月2日、中5週で迎えた7戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったアイファームーランに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー42（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンデンガンバレに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
10月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鬼脚を爆発させて、最後は2着のウォーターアイアイに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
10月28日、中1週で迎えた11戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた12戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、晶くん爆誕祭記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシウンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
12月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスタンピージャに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。
4歳（2023年）
1月3日、中1週で迎えた16戦目は、C3組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
2月17日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた19戦目は、姫熊りぼん生誕日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
3月17日、中1週で迎えた20戦目は、SHIBUYA DREAMSC3（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったラクレットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
3月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
5月5日、中2週で迎えた23戦目は、早川 正さん定年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた24戦目は、THB高根浩史記念5th（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったマグマオーシャンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
デビュー前
1歳のとき、プログレスファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって165万円で落札された。
沖田明子厩舎（愛知）へ入厩。
6月16日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大畑雅章騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。
12月15日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
5歳（2024年）
1月4日、中2週で迎えた27戦目は、将也・貴也ベストブラザー賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた29戦目は、鎖鋳刀サリィデビュー1周年記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた30戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、小西壱弥爆誕祭記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月13日、中3週で迎えた31戦目は、善太川特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
3月27日、中1週で迎えた32戦目は、五条川特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
4月10日、中1週で迎えた33戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
5月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。
5月29日、中3週で迎えた35戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
2024年6月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。