フライトダンサー（1992年生、母パスコフローラ）

フライトダンサー（1992年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時12歳）と交配したパスコフローラが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下川茂広。戦績は、中央平地15戦1勝、中央障害4戦0勝、地方25戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の太宰府特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（1995年）

6月19日、デビュー戦は菅原幸弘騎手を鞍上に据えて、4歳（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。馬体重は506kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクザンオーからハナ差の2着に甘んじた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（盛岡ダート1100m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラグッドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカーラアミーカに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月30日、中1週で迎えた4戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジラピートに3/4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のユーリトパーズをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（水沢ダート1420m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーワンに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原幸弘騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーセンプーから1馬身半差の2着となった。

12月10日、中3週で迎えた10戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のウインターカップ（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（8戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1996年）

1月4日、中1週で迎えた12戦目は、5歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（9戦3勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原幸弘騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカチドキエースに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原幸弘騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチタイヨーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原幸弘騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原幸弘騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートイーティから5馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤコプリンスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、ジューンカップ（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンバザードに1馬身半の差をつけて制した。

7月22日、中3週で迎えた19戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（14戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティトルーンに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

8月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般A B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（15戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた21戦目は、はづき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（16戦6勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンバザードからアタマ差の2着に惜敗した。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般A（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（17戦6勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンバザードからアタマ差の2着に惜敗した。

12月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の中京日経賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた24戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

1月15日、中0週で迎えた26戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松本達也騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のハードバップをハナ差振り切って勝利数を11に伸ばす

2月8日、中1週で迎えた28戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた29戦目は、但馬ステークス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は松本達也騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた30戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の梅田ステークス（阪神ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた32戦目は、メルボルントロフィー（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた33戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、フリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の関ケ原ステークス（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた35戦目は、ストークステークス（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上1600万下のサマーステークス（ウインズ八幡改築記念）（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず16着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた37戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のやまなみステークス（小倉芝1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1998年）

1月31日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた40戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた41戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

11月20日、約9か月半の休養明けで迎えた42戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、百日草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた43戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1999年）

5月17日、約5か月の休養明けで迎えた44戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。