サンキョウアタック（2003年生、母ナイキパンサー）

サンキョウアタック（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋攻撃する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時20歳）と交配したナイキパンサーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方29戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の3歳F2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福岡光夫から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、仲田三喜男によって262.5万円で落札された。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

9月3日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3歳（2006年）

2月1日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンリクッキーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたニホンピロエックス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月2日、中1週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F1（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニノミモザに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

11月23日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4歳（2007年）

1月25日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナムラハヤテオーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーエイシャークを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケンブリッジバレーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフォージドカトレアに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

6月21日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたコーラルクエスト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月25日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で北野真弘騎手（14戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月4日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた24戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で北野真弘騎手（15戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で北野真弘騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で北野真弘騎手（17戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で北野真弘騎手（18戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は20戦連続で北野真弘騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた29戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。