ドリームアーサー（2008年生、母ストーミーウェザー）

ドリームアーサー（2008年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英国の天文学者アーサー・Ｓ・エディントンより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のEddington（当時7歳）と交配したストーミーウェザーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2-20。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松浦牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、松浦牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブセゾンによって1,995万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,600万円（13万×200口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

5月8日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は546kg。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

8月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では見所を作れず17着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた4戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルペイペイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、ハロウィンカップ（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、メイショウトモミに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月27日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月10日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウホロベツに交わされて1馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で南谷圭哉騎手（10戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた15戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメディカルランドに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のカシノエイカンを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

2月18日、中0週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のダイヤモンドハウスをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

3月18日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のダイヤモンドハウスをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ナンクルナイサに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中5週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた22戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた24戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた27戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月8日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた29戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5歳（2013年）

1月6日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2 35（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシルバーティップスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月14日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノマリンに1馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、早春賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

3月10日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた35戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。