キョウワオーシャン（2000年生、母プティットイル）

キョウワオーシャン（2000年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したプティットイルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、地方29戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

山田義人厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2003年）

11月23日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2004年）

5月2日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリノイクシオンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月8日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップファイターに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカズシャインを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

6月19日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイクリットティアに2馬身半の差をつけて優勝

7月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーエターナルを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシャコーオーシャンをハナ差振り切って4勝目を獲得した。

9月11日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月23日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦4勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイテクバルーンに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

2月19日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーヨーワシントンを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールデンジョオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月10日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は21戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルチアフルに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月29日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパシエンシアを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦5勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で倉富隆一郎騎手（23戦5勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦5勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は26戦連続で倉富隆一郎騎手（25戦5勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボノミーに交わされて6馬身差の2着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で倉富隆一郎騎手（26戦5勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で倉富隆一郎騎手（27戦5勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。