ハイテクバルーン（2001年生、母ウィナーズベスト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、畔柳作次から「2002年度北海道8月市場サラブレッド1歳、2002年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2003年）

11月16日、デビュー戦は中川竜馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイッシンフランを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

3月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックジャッジにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロミオビームに交わされて4馬身差の2着となった。

11月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月18日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキクノケイパブルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウワオーシャンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

5月4日、中0週で迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。