コウザンシンシン（2001年生、母リキステンプー）

コウザンシンシン（2001年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時16歳）と交配したリキステンプーが18歳のときに産んだ22番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原信一。戦績は、地方10戦4勝2着2回。2004年の門松賞(アラ系3歳)に勝利した他、2004年の北海道産馬特別(アラ系3歳)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、漆原信一から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、熊本県馬主会によって262.5万円で落札された。

福島幸広厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2003年）

7月9日、デビュー戦は西村栄喜騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフクトライに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のなでしこ賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイウンリーダーから約12馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーコスモスに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月21日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のもみじ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのはぼたん賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイティイムラから半馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのヤングチャンピオン（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2004年）

1月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティイムラに5馬身の差をつけて制した。

1月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリオーカンに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

2月8日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西村栄喜騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。