スーパーマックス（2014年生、母レヴェトン）

スーパーマックス（2014年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超＋最大」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時8歳）と交配したレヴェトンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒谷輝和。2017年のDS2017九州ダービー栄城賞(地方重賞)に勝利した他、2016年の九州ジュニアチャンピオン(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高田豊治厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2016年）

6月25日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は513kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノーブルダイヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のストームクルーズに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月11日、中7週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロイヤルピンクに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のロトスキャンダルに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月5日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモスフラワーに約15馬身の大差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

3歳（2017年）

3月6日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

5月6日、中5週で迎えた8戦目は、地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビーザライトに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のDS2017九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（6戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフジノカミワザを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（7戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月8日、中2週で迎えた11戦目は、地方重賞の大分川賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（8戦7勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモポッポに約14馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

8月27日、中6週で迎えた12戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（9戦8勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（10戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラミルクに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月28日、中4週で迎えた14戦目は、地方重賞の韓国岳賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（11戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイタルフォルムに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月2日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、G3のチャレンジカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた16戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（12戦10勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（2018年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月13日、中7週で迎えた18戦目は、地方重賞の佐賀スプリングカップ（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったキングプライドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中3週で迎えた19戦目は、遠賀川賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイッシンドウタイに約12馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

7月8日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の佐賀王冠賞（佐賀ダート2000m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンマルドライヴに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月26日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。