ウメチャン（1999年生、母セイフクミドリ）

経歴

デビュー前

森勇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

7月31日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は453kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

9月20日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトガミイチヒメをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月31日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のサッポロ黒ラベル賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイセイボーイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイカーネギーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月28日、中3週で迎えた5戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

3歳（2002年）

2月27日、中8週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紫陽花特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のアカシヤ特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は秋田実騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のフェニックス特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

4歳（2003年）

7月14日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦のカーネリアン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

9月10日、中7週で迎えた12戦目は、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したオンワードブリッジを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。