センターローズ（1989年生、母センターマジョルカ）

センターローズ（1989年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時9歳）と交配したセンターマジョルカが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地17戦2勝2着2回、中央障害9戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

佐藤勇厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月29日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイコサージュに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロングチアーズに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦1勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月23日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の竜飛崎特別（函館芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の檜山特別（函館芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた9戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のトロピカルメイクに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコウマンサウンドを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東田幸男騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で東田幸男騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で東田幸男騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーワスパークから1馬身差の2着となった。

4月24日、中2週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で東田幸男騎手（10戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で東田幸男騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中8週で迎えた22戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークシービーから4馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1994年）

1月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンシングサムから半馬身差の2着となった。

11月27日、約10か月半の休養明けで迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で梅野信一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1995年）

1月29日、中8週で迎えた26戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で梅野信一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。