ラペルトワ（2013年生、母ティーアイディップ）

ラペルトワ（2013年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「覚えておいて（仏）」。毛色は青毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時13歳）と交配したティーアイディップが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地28戦1勝、地方2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中村俊紀から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月12日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

12月27日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

3歳（2016年）

1月30日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のベアインマインドを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月28日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。17頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き最後はゴージャスガールと並んで10着同着となった。

11月30日、中1週で迎えた15戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の高山特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（2017年）

2月13日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた19戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の唐戸特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月2日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた21戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったウインティアラに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下のホンコンジョッキークラブトロフィー（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

5歳（2018年）

4月22日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上500万下のホンコンジョッキークラブトロフィー（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

8月5日、中8週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下の燕特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。