テイエムヒトツボシ（2004年生、母ミセスビクトリア）

テイエムヒトツボシ（2004年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一つ星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したミセスビクトリアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

5月13日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。最後は脚色が悪くなり18着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

9月18日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C28（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコニーフォンテンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた6戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた7戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブロートジョウに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、富士通杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、小岱松特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブロートジョウに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（3戦3勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコウギョウヘイローをクビ差制して断トツの支持に応えた。

12月22日、中2週で迎えた11戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（4戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイプルゴゼンに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2008年）

1月1日、中0週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（5戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュークラウドから半馬身差の2着に敗北した。

1月22日、中2週で迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニスから1馬身半差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のデュークラウドをクビ差制して6勝目を手に入れた。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（6戦5勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムウタヒメに半馬身の差をつけて7勝目をマークした。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（7戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワカクモタキシードに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（8戦7勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンノチケットからクビ差の2着に甘んじた。

4月6日、中2週で迎えた18戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジュンノチケットに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモレロホウトクに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月10日、中2週で迎えた20戦目は、愛鳥週間特設（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、中6週で迎えた21戦目は、御田植特設（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（9戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（10戦7勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニスから3馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた23戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、玲佳特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニスから1馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァキッスをクビ差制して断トツ人気に応えた。

9月6日、中1週で迎えた25戦目は、単元夏オフ記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワカクモタキシードをクビ差制して1着ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた27戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待（第2戦）（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルバヤルララアから2馬身半差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた28戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシクリスエスに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月15日、中1週で迎えた29戦目は、神楽酒造そば焼酎天照杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた30戦目は、平山真希騎手を鞍上に迎えて、富士通賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた31戦目は、土山建設特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦4勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた32戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（7戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中8週で迎えた33戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（8戦4勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた34戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（9戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた35戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（10戦4勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（11戦4勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた37戦目は、荒尾マジャク釣り特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、三浦あずさ誕生日記念’09（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村島俊策騎手（13戦4勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた39戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、国際女性騎手招待出場2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。