ファイブセンス（2020年生、母Kathy's Song）

Five Sense

2020.03.16

ファイブセンス（2020年3月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「五感。五感を研ぎ澄ませ」。毛色は鹿毛。種牡馬のFrankel（当時12歳）と交配したKathy's Songが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2十。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月29日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

8月27日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

2023年9月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2024年）

3月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレースラヴェンダーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月15日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフランキンセンスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。