トップウイナーコン（1998年生、母サンマリヤ）

トップウイナーコン（1998年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターマン（当時7歳）と交配したサンマリヤが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河育成牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方34戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河育成牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、浦河育成牧場から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、今朝光によって262.5万円で落札された。

井上哲厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2000年）

6月8日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシャインコールをクビ差制して初白星を挙げた。

8月12日、中6週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

11月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月24日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月19日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月28日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

11月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月22日、中8週で迎えた14戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ワイケイテレサにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャトラーダンサーに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

3月6日、中0週で迎えた18戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノシンボリに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月27日、中2週で迎えた19戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた20戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のピサノロッセルをクビ差制して優勝

7月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月4日、中0週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月24日、中2週で迎えた25戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた26戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた27戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したビーマイマックスにクビ差届かず2着となった。

12月25日、連闘で迎えた31戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2003年）

1月1日、連闘で迎えた32戦目は、売店組合名友会慶春賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた35戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロノエルから5馬身差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた38戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。