ピナクルパール（1998年生、母カスガキャノン）

ピナクルパール（1998年6月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時17歳）と交配したカスガキャノンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）宇南山牧場。戦績は、地方45戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2000年）

7月23日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた2戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、イースタンジェットに交わされて1馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセイントメロディをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3歳（2001年）

1月30日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の紅梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月27日、中0週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンの’01桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

5月21日、中0週で迎えた15戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のダリア特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦の夕顔特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1八九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた24戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

12月11日、中5週で迎えた25戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（8戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4歳（2002年）

1月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五六（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

2月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月12日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1五（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（12戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた34戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月18日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定のハンデ戦のジューンブライド特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウエイマリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた37戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた38戦目は、やぎ座特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた39戦目は、りゅう座特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた40戦目は、葛飾区特別（大井ダート1690m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた41戦目は、牝馬限定のハンデ戦のレダ特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた42戦目は、港区特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた43戦目は、おうし座特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（14戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた44戦目は、霜月特別（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、最後はチャイニーマドンナと並んで3着同着となった。

11月23日、中2週で迎えた45戦目は、墨田区特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。