ウィナーズキャリー（1998年生、母キャリーファースト）

ウィナーズキャリー（1998年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイナガリバー（当時15歳）と交配したキャリーファーストが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は今野活博。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の山桜特別。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2000年）

7月7日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は449kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャクホウフジから2馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の新星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

10月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサパースダイオーからクビ差の2着に惜敗した。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマイブルーヘブンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の山茶花特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた8戦目は、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

3歳（2001年）

1月14日、中4週で迎えた9戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の春菜特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のマスコットレジーナに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月20日、中2週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月31日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳戦の芙蓉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月10日、中0週で迎えた14戦目は、天王星特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4歳（2002年）

6月5日、約9か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、グリーン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月8日、中0週で迎えた17戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。