ルーミナススマイル（1986年生、母テツノテスコ）
Luminous Smile
1986.02.22
ルーミナススマイル（1986年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時12歳）と交配したテツノテスコが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地21戦2勝2着2回、地方22戦3勝2着3回。1989年のNHK杯(G2)で4着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1988年）
9月11日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチャチャバンブーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のオンワードケープを半馬身振り切って初勝利を挙げた。
12月24日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳400万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
3歳（1989年）
1月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
2月18日、中3週で迎えた5戦目は、4歳400万下の春菜賞（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアクアビットをクビ差振り切って勝利を手に入れた。
3月26日、中4週で迎えた6戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で安田富男騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
4月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で安田富男騎手（6戦2勝）。20頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に敗れた。
5月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安田富男騎手（7戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。
5月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安田富男騎手（8戦2勝）。24頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。
9月9日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下の習志野特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安田富男騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
9月23日、中1週で迎えた11戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の葛飾特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
10月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた13戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。
11月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（10戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
12月16日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の北総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（11戦2勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
4歳（1990年）
1月21日、中4週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の若潮賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（12戦2勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（13戦2勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。
2月24日、中2週で迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山芝2500m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったスイフトターフにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
3月10日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
5歳（1991年）
1月27日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は安田富男騎手（14戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。
2月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
7月7日、約5か月の休養明けで迎えた22戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月17日、中5週で迎えた23戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月12日、中3週で迎えた24戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月15日、中4週で迎えた25戦目は、一般A（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般A（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンコーセンから4馬身差の2着となった。
11月16日、中2週で迎えた27戦目は、信濃特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1992年）
8月24日、約9か月半の休養明けで迎えた28戦目は、菅原幸志騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた29戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月6日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原幸志騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7歳（1993年）
4月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸志騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドチグサに3/4馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。
5月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般D2ホ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートテンジンに2馬身半の差をつけて制した。
5月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般D2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコシノアマゾネスから4馬身差の2着に敗北した。
6月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般D2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルツムラから半馬身差の2着となった。
7月13日、中1週で迎えた37戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた38戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワルミエールに5馬身の差をつけて5勝目を手にした。
8月16日、中2週で迎えた39戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月23日、約3か月半の休み明けで迎えた40戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原幸志騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は高木正喜騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8歳（1994年）
4月11日、約4か月の休養明けで迎えた42戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は菅原幸志騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月28日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸志騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。