シナノクリス（2013年生、母ハーフムーンベイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、曾我博から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林勝によって108万円で落札された。

2歳（2015年）

9月7日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月22日、中5週で迎えた2戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3歳（2016年）

1月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のロゼッティローズに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の春風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトリプルアローに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のスプリング賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のカーネーション特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のほととぎす特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の雷神賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビーインマイハートに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月25日、中2週で迎えた11戦目は、俊足賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた12戦目は、チバザポークシリーズ元気豚賞（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、快速賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ヤマドリ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた15戦目は、韋駄天賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4歳（2017年）

4月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、神速賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた18戦目は、電光石火特別（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C1（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、ハリーアップ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったタイムオブレディーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた21戦目は、エクスプレス賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七八（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシャドウキングマンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月24日、中2週で迎えた24戦目は、相模ダム70周年記念ダムエレキくん杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた26戦目は、コスモスフェスティバル賞（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の木の実賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

5歳（2018年）

1月31日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、引退馬協会20周年記念タイキシャトル賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた29戦目は、麗月特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

4月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた33戦目は、瞬発賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月15日、中3週で迎えた34戦目は、北海道まるごとマルシェ賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。