セイチーズ（2002年生、母エクボ）

セイチーズ（2002年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「写真を撮るときの掛け声。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時17歳）と交配したエクボが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のアルキオネ特別(一般C3-3)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,785万円（8.93万×200口）で一口馬主が募集された。

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

7月17日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月27日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月7日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のポジティブダンスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルフェローに3馬身の差をつけて制した。

12月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアルパに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4歳（2006年）

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリンガスグリーンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月11日、中7週で馬体重を前走から40kg減らして迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた10戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアケボノユウシャをクビ差制して5勝目を奪取した。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた13戦目は、メラク特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた14戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のピュアメモリーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月19日、連闘で迎えた15戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、アルキオネ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤヨイコマチをハナ差制して1着ゴールを果たした。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、レギュラーメンバー賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

12月30日、中7週で迎えた19戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5歳（2007年）

1月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

1月31日、中1週で迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージーヘイローから半馬身差の2着となった。

2月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヘイローに1馬身半の差をつけて8勝目を収める

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアメジストに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。