ナントウソニック（2000年生、母プリティヒラリ）

ナントウソニック（2000年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋音速」。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時16歳）と交配したプリティヒラリが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小田健一。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦3勝2着3回。2002年の銀杏賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

崎谷彦司厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

9月25日、デビュー戦は尾林幸彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカラーズメモリーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた2戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの銀杏賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月19日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中4週で迎えた4戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセカンドセルフに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2003年）

1月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は牧野孝光騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

5月14日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦のつつじ賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムイントゥパワーからハナ差の2着となった。

7月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のパールライス特別（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカムイントゥパワーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（8戦1勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

9月7日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーホープから5馬身差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた18戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーラピッドから1馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。