シアトルプリンス(1994年生、母Ann Alleged)
Theatre Prince
1994.04.12
シアトルプリンス(1994年4月12日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のTheatrical(当時12歳)と交配したAnn Allegedが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方37戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2。
経歴
デビュー前
田島良保厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(1997年)
1月25日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬(京都ダート1200m 曇/重)に出走。馬体重は438kg。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。
2月16日、中2週で迎えた2戦目は、M.ブータン騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬(京都芝1400m 曇/重)に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったチェリーラブに詰め切れず、9馬身差の2着となった。
3月23日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(中京芝1800m 晴/良)に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
4月5日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(阪神芝2200m 雨/重)に出走。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。
4月19日、中1週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(京都芝2400m 外回り 晴/良)に出走。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
5月11日、中2週で迎えた6戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(京都芝1400m 晴/良)に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
9月13日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(阪神芝2000m 晴/良)に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。
9月20日、連闘で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(阪神芝1600m 晴/良)に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島芝1200m 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利(福島芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は四位洋文騎手(1戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利(福島芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は宝来城多郎騎手(1戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。
11月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利(福島芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手(2戦0勝)。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた13戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下(中京芝1200m 晴/良)に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。
4歳(1998年)
3月7日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下(中京ダート1000m 晴/稍重)に出走。鞍上は幸英明騎手(1戦0勝)。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた15戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下(中京ダート1700m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
5月30日、中9週で迎えた16戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンフレッチェに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(1戦1勝)。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノゲンカイから5馬身差の2着に敗北した。
6月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手(2戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッポーマシーンから1馬身半差の2着に敗北した。
7月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2(水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手(3戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンデンカからアタマ差の2着に甘んじた。
8月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2(盛岡ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手(4戦1勝)。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーシャンウイングをクビ差制して優勝
8月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手(5戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月6日、中2週で迎えた22戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、グローイングトロフィー(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月4日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(6戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月1日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2(盛岡ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(7戦2勝)。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2(盛岡ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手(8戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2(水沢ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手(9戦2勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5歳(1999年)
4月3日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、一般C2(水沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手(10戦2勝)。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2(水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手(11戦2勝)。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月15日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手(12戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月31日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手(13戦2勝)。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手(14戦2勝)。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。
7月11日、中3週で迎えた32戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(15戦2勝)。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(16戦2勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月28日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手(17戦2勝)。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手(2戦0勝)。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月5日、中0週で迎えた38戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(18戦2勝)。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(19戦2勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手(20戦2勝)。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手(21戦2勝)。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月23日、中5週で迎えた42戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C3(水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳(2000年)
10月22日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般B2(荒尾ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月14日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた44戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般B2(荒尾ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月4日、中2週で迎えた45戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月23日、中2週で迎えた46戦目は、金峰山特別(荒尾ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は中島洋三騎手(1戦0勝)。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。
7歳(2001年)
1月7日、中1週で迎えた47戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C(荒尾ダート1400m 曇/重)に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月23日、中1週で迎えた48戦目は、金峰山特別(荒尾ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は中島洋三騎手(2戦0勝)。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた49戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、一般B2(荒尾ダート1400m 晴/稍重)に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月1日、中2週で迎えた50戦目は、一般C(荒尾ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は中島洋三騎手(3戦0勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月25日、中2週で迎えた51戦目は、一般C(荒尾ダート1400m 小雨/稍重)に出走。鞍上は林陽介騎手(1戦0勝)。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた52戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。