ワンダーパートナ（2004年生、母レインボーチーフ）

ワンダーパートナ（2004年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋仲間」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時19歳）と交配したレインボーチーフが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害2戦0勝、地方14戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C14。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月17日、デビュー戦は田村太雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は390kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

9月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月31日、中4週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C31（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、一般C29（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のボビーフォンテンをクビ差制して初勝利を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイジョウに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒゴブレイブに半馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、カウントダウン特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2008年）

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、水仙特設（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトラベルノートからハナ差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチビークァイに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシヤクカイザーから1馬身半差の2着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた14戦目は、チーム小倉荒尾競馬初参戦特設（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーディーエアから1馬身差の2着に敗れた。

4月5日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキラキラレグルスから2馬身差の2着に敗れた。

5月10日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノレインボーに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月29日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

7月19日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5歳（2009年）

4月2日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg絞って迎えた19戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村太雅騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の香住特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた23戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

9月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。