ノースケアード（2013年生、母フィールドサンデー）

ノースケアード（2013年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時6歳）と交配したフィールドサンデーが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方6戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年のやまなみ五湖「奥相模湖」杯(一般C2三四)。

経歴

デビュー前

佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2016年）

7月28日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、3歳戦の脳波怪獣「ギャンゴ」杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は543kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユキムラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月23日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したタランテューを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の和や会主催・香澄・愛生誕記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルシロアマダイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2017年）

8月2日、約11か月の休養明けで迎えた4戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビビッドレッドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

9月6日、中4週で迎えた5戦目は、やまなみ五湖「奥相模湖」杯（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミシェルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

10月13日、中4週で迎えた6戦目は、くらべ馬特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンボリラピッドに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。