ミトノマジック（2016年生、母ハニーハント）

ミトノマジック（2016年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋魔法」。毛色は鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時17歳）と交配したハニーハントが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小島牧場。主な勝ち鞍は2019年の馬肥ゆる秋お父さん頑張って記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

川西毅厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2019年）

4月12日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は415kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャーチルクイーンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月13日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマーストファクトに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月10日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のサタデーカーニバル賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のクラマサゴールドに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた7戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の馬肥ゆる秋お父さん頑張って記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のビーエイブルトゥに3馬身の差をつけて制した。

11月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、相馬野馬追・甲冑競馬賞（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビーエイブルトゥを交わし去り、最後は3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月9日、中4週で迎えた9戦目は、ホテル旅館洗剤専門店スリーエス特別賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカズマデプレシャンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2020年）

1月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、馬いぞ!八丈島レモンとジャム発売記念（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したティーズロワールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月10日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、ハンデ戦のフェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦の毎日がお花見日和!HANA・BIYORIC1（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月6日、中7週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦の馬い!いんげんを食べよう記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた14戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、瞬発賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた15戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のジューンダッシュ（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。

9月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬でポイントホールド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

11月5日、中5週で迎えた17戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、オリオン座特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は仲原大生騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた20戦目は、ララベル賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

5歳（2021年）

1月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は仲原大生騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

2月1日、中1週で迎えた22戦目は、ちちぶのじかプロジェクト賞（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したマナモクプニを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は仲原大生騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた25戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月2日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、アニラジといえば、音泉だね!賞（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた27戦目は、all at once賞（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた28戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、1997コンサートボーイ帝王賞賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた29戦目は、目黒区賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月9日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、飛翔賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

6歳（2022年）

4月8日、約4か月半の休養明けで迎えた32戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた34戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、雷響賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた35戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、風神賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、パイナに3/4馬身交わされて2着となった。

7月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、稲光賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月3日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた37戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、プリティヴィーに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月26日、中2週で迎えた38戦目は、雷撃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、サンドビューティにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月13日、中2週で迎えた39戦目は、激雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤裕人騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月16日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、寒雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤裕人騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた41戦目は、ウサギ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤裕人騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた42戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、プレーリードッグ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月1日、中3週で迎えた43戦目は、フェネック賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンドビューティを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中2週で迎えた44戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイコネンを鮮やかな末脚でハナ差だけ差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

4月6日、中1週で迎えた45戦目は、スズメ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のリトルエイトをアタマ差振り切ってファンの高評価に応えた。

5月18日、中5週で迎えた46戦目は、雷響賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月22日、約3か月の休み明けで迎えた47戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月12日、中2週で迎えた48戦目は、激雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた49戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、秋雷賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。