モエレプット（2005年生、母ルスルーヒメ）

モエレプット（2005年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時8歳）と交配したルスルーヒメが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中村和夫。戦績は、地方11戦2勝2着1回。2007年のエーデルワイス賞(牝Jpn3)で2着に入った他、2007年のリリーカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月3日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は432kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレマジックマンに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

9月12日、中4週で迎えた6戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノミネルバから5馬身差の2着となった。

3歳（2008年）

1月15日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’08桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

3月31日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポピー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリモーネフレイバーをハナ差振り切って2勝目を手に入れた。