プリンスフォード（1995年生、母ミルコマフォード）

プリンスフォード（1995年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミマツホマレ（当時17歳）と交配したミルコマフォードが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田昇史。戦績は、地方23戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系一般(ハンデ)。

経歴

デビュー前

及川六郎厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1997年）

12月18日、デビュー戦は佐藤正人騎手を鞍上に据えて、アラ系一般C1二（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた2戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアラ系一般B1以下（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系一般C1（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、峯永幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホクトイットウセイを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月20日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1以下（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月9日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系一般C1二（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスターロメオに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスターロメオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月28日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1以下（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1以下（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナメグミから半馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1二以下（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアラ系一般B1二以下（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターロメオから1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、連闘で迎えた12戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアーリプリンセスを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月8日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1二以下（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1二以下（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラキングオーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月15日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のアラ系一般B1以下（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワボニータに2馬身の差をつけて優勝

11月17日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中0週で迎えた18戦目は、ハンデ戦でオープンのアラ系一般（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウエルカムリンボーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月18日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったサッポロサブロウにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターロメオからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1999年）

1月8日、中0週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（川崎ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターロメオに1馬身の差をつけて制した。

2月5日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦でオープンのアラ系4歳以上（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（11戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A2以下（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターロメオから3馬身差の2着に敗北した。