クラウンマリオット（1985年生、母タイヨウダンサー）

クラウンマリオット（1985年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハードツービート（当時16歳）と交配したタイヨウダンサーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方18戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の一般C。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

10月23日、デビュー戦は秋山忠一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

10月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

11月13日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた4戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山忠一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4歳（1989年）

3月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた8戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

6月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、大久保真二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノプレジデントに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大久保真二騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノシルバーに4馬身の差をつけて優勝

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大久保真二騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチェスターフィバーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大久保真二騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のファイヤーシンゲキに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大久保真二騎手（4戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフエアーシーザーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大久保真二騎手（5戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のファイヤーシンゲキをアタマ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大久保真二騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大久保真二騎手（7戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイムバリュから半馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大久保真二騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大久保真二騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、フエニツクス特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大久保真二騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で大久保真二騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1990年）

1月3日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で大久保真二騎手（12戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオベリホープからアタマ差の2着に惜敗した。

1月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で大久保真二騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で大久保真二騎手（14戦6勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドシルバーから1馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた24戦目は、つばき特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で大久保真二騎手（15戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中6週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大久保真二騎手（16戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月14日、中4週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で大久保真二騎手（17戦6勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。