ハイエストコード（2019年生、母コードネーム）

ハイエストコード（2019年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最も高い規則。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したコードネームが21歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年のホワイトデー特別(一般C2)。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月15日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

5月8日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

8月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた5戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

10月10日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチャ特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた7戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッチャ特別（川崎ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のクロシェット特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林捺花騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したビービードルチェを差し切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2023年）

1月1日、中2週で迎えた9戦目は、お年玉賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

1月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は小林捺花騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したエティエンヌを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、フォルトゥーナ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林捺花騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

3月3日、中3週で迎えた12戦目は、アトロポス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林捺花騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したローゼンリッターにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月14日、中1週で迎えた13戦目は、ホワイトデー特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林捺花騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレイグレイルに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月4日、中2週で迎えた14戦目は、アフロディーテ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林捺花騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月13日、中9週で迎えた15戦目は、ウルド賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林捺花騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

7月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、アンドロメダ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林捺花騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた17戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、スプラッシュシェイカー（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトーセンルチアーノに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、馬い!祝!八肥の会200回記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリンセスロージーに3/4馬身届かず2着となった。

8月24日、中2週で迎えた19戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、日本刀賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

12月20日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、馬い!熊本自然薯発売記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2024年）

1月18日、中3週で迎えた21戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、2023JockeysFestivalFinal2（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

2月8日、中2週で迎えた22戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、クリソプレーズ2200（船橋ダート2200m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルファマドンナを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月5日、中3週で迎えた23戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、馬い!完熟八丈島レモン発売記念（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた24戦目は、アフロディーテ賞（川崎ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた25戦目は、馬い菊池水田ごぼー発売記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた26戦目は、メーデー2200（船橋ダート2200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、スターマイン特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた28戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、カノープス賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月30日、中2週で迎えた29戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、夏の大三角賞（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた30戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、新進気鋭2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた31戦目は、レグルス賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた32戦目は、トリックオアトリート2200（船橋ダート2200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。