ハネダダイマジン（2002年生、母フィールディ）

ハネダダイマジン（2002年2月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋プロ野球の佐々木投手の愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時9歳）と交配したフィールディが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、鈴木としによって1,260万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月9日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月27日、中8週で迎えた4戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のナティービット特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4歳（2006年）

3月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4-7（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカオバルクを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中0週で迎えた11戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は末田秀行騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルキーフォルテに交わされて6馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアインイチバンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は末田秀行騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のギャグマンを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は末田秀行騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテルノジークスをクビ差振り切って3勝目をマークした。

8月6日、中1週で迎えた17戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルクミスティを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

9月3日、中1週で迎えた19戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルマトゥーロを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

9月24日、中2週で迎えた20戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーシンメダリストに3/4馬身交わされて2着となった。

10月8日、中1週で迎えた21戦目は、シリウス特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は末田秀行騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーバーカムを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイヘイヘイローに1馬身の差をつけて制した。

11月21日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた24戦目は、安弘還暦記念杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で末田秀行騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイタッチに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月26日、連闘で迎えた26戦目は、シリウス特別（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で末田秀行騎手（13戦5勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、ミラノピザ賀正杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で末田秀行騎手（14戦5勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般B3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で末田秀行騎手（15戦5勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた29戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月1日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、春菜特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は末田秀行騎手（16戦5勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（17戦5勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた33戦目は、坂本憲一還暦祝特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた34戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。