サイレントウィンド（2020年生、母Deana Street）

Silent Wind

2020.02.25

サイレントウィンド（2020年2月25日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「静かな風」。毛色は鹿毛。種牡馬のMalibu Moon（当時23歳）と交配したDeana Streetが6歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の鶺鴒特別。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月17日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3歳（2023年）

1月22日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

5月20日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

7月21日、中8週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナデシコ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったニシノサキュバスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョイルミナスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の鶺鴒特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールデンカガヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、コスモス2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた9戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島青レモン発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。