スイートデュプレ（2011年生、母ゲーリックチューン）

スイートデュプレ（2011年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランス人女性名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時10歳）と交配したゲーリックチューンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2二十三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。3歳のとき、シンボリ牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、クラウンによって43.2万円で落札された。

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月27日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3歳（2014年）

8月6日、約9か月半の休み明けで迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた3戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず3着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るペネトレーションを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、新冠町判官館森林公園賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた10戦目は、ビヤパーティAiba浦河賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた11戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったロックステップに詰め切れず、4馬身差の2着となった。