サニーリヴァー（1996年生、母ダンシングラス）

サニーリヴァー（1996年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプルラリズム（当時16歳）と交配したダンシングラスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、中央平地9戦0勝、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の一般B12。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

6月6日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

12月12日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（2000年）

2月6日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月2日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

5歳（2001年）

1月16日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた11戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、中6週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹下太騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックストーンをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月23日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた20戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のビービーヘリオスに半馬身の差をつけて2勝目を収める

10月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた23戦目は、尾花特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイセノシービーからクビ差の2着に惜敗した。

11月20日、中3週で迎えた24戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノハイキングに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6歳（2002年）

4月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。