インターキャスト（2001年生、母キョウエイスパイス）

インターキャスト（2001年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したキョウエイスパイスが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方33戦11勝2着10回。主な勝ち鞍は2006年の早春特別(B2)。

経歴

デビュー前

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2004年）

6月5日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月4日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カシノオペラオーに3/4馬身交わされて2着となった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャパンオシンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールデンゴッドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテツダイオーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクニミノヤヨイに2馬身半の差をつけて制した。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエギノスズランに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツヒューマンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2005年）

1月2日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイムオブサンデーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノダルジャンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた14戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、鮫島克也騎手鳥栖市市民栄誉賞受賞記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップイーグルに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6月18日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ザレッドプリンセスにクビ差交わされて2着となった。

7月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスサイレンスに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月31日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したペドレッティを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワールドバトラーを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月22日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のターフチェリーに3馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

11月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山下貴光騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5歳（2006年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゴールデンユースをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

1月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカトモサンサンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月11日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた26戦目は、立春特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（12戦6勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナムラハンニバルを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた27戦目は、早春特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカトモサンサンに1馬身半の差をつけて制した。

3月11日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（14戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベルチャイムに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月16日、中4週で迎えた29戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（15戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた30戦目は、忘れな草特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（16戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた31戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（17戦8勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（18戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヘイアンコンドルに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。