ブラックエンペラー（2001年生、母ビューティーソニア）

ブラックエンペラー（2001年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒い皇帝」。毛色は青毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時9歳）と交配したビューティーソニアが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の西川田賞(一般C3 C4)。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

6月12日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた5戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月6日、中8週で迎えた6戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホッコーサクセスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2005年）

1月7日、中4週で迎えた7戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったデスピーナから2馬身半差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた8戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグバニヤンから3馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた9戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクイメージから2馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、西川田賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のモダンアートをクビ差制して2勝目をマークした。