シルクイメージ（2001年生、母アイバーズイメージ）

シルクイメージ（2001年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋像、画像」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時9歳）と交配したアイバーズイメージが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の一般C2。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月25日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

5月9日、中1週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

9月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月31日、中5週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた5戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2005年）

1月7日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイビーンズをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックエンペラーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月14日、中2週で迎えた12戦目は、西川田賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサユキユカリを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手中に収めた。

4月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーヨーサマーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目をマークした。

5月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたクリエイティブパワ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカプリコルノを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカノヴェルサスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月21日、中1週で迎えた22戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、猿ヶ石川特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズカミシルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた25戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアマデウスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3 C1（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウワンラッシュを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた29戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、シルバーステッキ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5歳（2006年）

4月9日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

5月4日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた32戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。